超高齢化社会、いかに今を元気に生きるか、どのように未来を見据える生き方ができるか、これはかなり重要です。
昭和生まれの田舎の農家のおじいちゃん、おばあちゃん。農家を営んだ方も多く、畑仕事などで足腰が鍛えられているため、年老いても比較的元気な方が多い印象です。しかし、時代の経過とともに、その職を担う人も少なくなってきました。
今や、第一次産業は衰退。飽食時代を経て、生活習慣病などから新たに健康問題も起こり、昨今の日本の状況は急激な変化をしています。
介護保険を受けられる年齢は、65歳以上(第2号被保険者の特定疾病の方々は除く)。現在は総人口の約30%ですが、まだその割合は増え続ける見込みです。しかし、その真っ只中を生きる私達中年層が、今と同じように問題なく介護保険を受けられるかというと、国の予算なども考えれば、かなり厳しい状況です。その中でやはり大切なのは、いかに元気で居続けられるか、予防できるかがポイントです。
要支援1・2は予防のサービスが可能です。しかし、これだけ高齢化が進んでくると、今後はそう簡単に要支援認定を受けられるかどうかも怪しいものです。そうなれば、民間のサービスの利用を考えざるを得ないのが現実でしょう。
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宅食サービス
例えば、子育て世代に利用される共働き夫婦などに人気の宅配食サービス。
このようなサービスの利用を検討しようと思った人もいるのではないでしょうか。介護保険の認定を受けられないけれど、ご飯を作るのが苦手な方には、こういったサービスを活用することも手です。メニューも豊富で配達の日時の調整も可能なところも多いです。
家事代行サービス
家事代行サービスも人気です。こちらも共働き世帯や多忙な方の味方です。買い物をしてきてくれたり、食事の用意、片付けなど、要望に応じたサービスをリクエストできます。最近ではお話相手にだけでもなってほしいという要望に応えてくれるサービスもあります。独居で淋しい思いを抱えている方には嬉しいサービスですよね。
デイサービス(通所介護)
身体が少し不自由でも少し動きたい方には、保険外のデイサービスを利用するのも手です。送迎バス付きの場合が多く、その場所へ行けば、レクリエーションやさまざまな方とお話などもでき、楽しい時間を過ごせます。介護をされている方の息抜きの時間にも有効です。介護をする方もされる方も、生活に彩りをもたらす良いサービスです。
近年、良いサービスが増えてきているので、介護保険を使えない段階であっても、様々なサービスはあります。ですが、公的保険よりもお金がかかるというのがデメリットです。ということは、今からできるだけ自身で健康と元気を保つことが重要ということになります。
年金額も現象傾向にあります。もし、今、自身がその健康を保つことが可能な状態であるならば、将来を見据え、今からいかに元気でいられるように過ごすか、その方法を模索し、実践していくのが自身のためになります。
オススメは自重トレーニングと散歩。これらはお金が一切かかりません。お話が好きな方などは、ネットワークづくりのために、早い段階で何かしらのコミュニティに属しておくと良いでしょう。
健康だけは絶対にお金で買えません。そして人生は一度きり。早い段階から、自己で健康管理をし、介護サービスを一番適切なタイミングで使用することが、皆がよりよいサービスを長く受け続けられることに繋がります。
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