人生100年時代で考えると50歳は折り返し。でも、重ねた年月分、体に負担がかかっている。ゆえにいつ何があっても不思議ではありません。他人事と思っていても、その日は突如やってきます。そうなった時に身の回りを片付けをしておくことは保険かもしれません。
私の母は50歳過ぎにいきなり卵巣摘出手術をしました。当時、彼女は仕事をしていました。幸い仕事はキリのいいところで何とかなったものの、父が企業したばかり。事務的な仕事も担っていたため、かなりバタバタした記憶があります。比較的、家は片付いていました。それでも、他人が管理している書類を見つけ出すのは一苦労でした。
現代は、共働き夫婦も多く、片付けもままならない家族も多くあります。万が一のことになったとき、あなたは大丈夫と言えますか?部屋に誰かに入ってもらい、何かを探し出してもらわないといけない、といったこともないとは言えません。必要なものが必要でないものに紛れて、その人の手を煩わすことになるかもしれません。いざというときに必要なものは出てこないもの。そのためにも紙類の仕分けを提案します。まずはゴミを洗い出すところから。それだけでも、意外と片付くものだと気づかされるはずです。
まずして欲しい紙類の仕分け
これまで片付けをしてこなかった人にいきなり高いハードルは不必要です。まず、して欲しいのは家にある紙類を仕分けてみて下さい。
仕分けの方法はどうやってすればいいの?
玄関や棚の上に置きっぱなしにしている書類はありませんか?まずは大きなゴミ袋か紙袋を用意しましょう。目の前にある紙類を見て「いる」「いらない」を判断の作業をすることがスタートです。
「ゴミ」という判断はどうやってする?
あきらにこれはゴミだと思うものはすぐに袋へ投げ入れましょう。「これは裏紙として使えるから置いておいた方がいいよね」そういったものは残念ながらゴミです。また、今必要ない情報の書かれたものだけど、いずれ使うかもしれないといったチラシなどもゴミ認定です。理由をつけて置いておこうとしているものは全て役目を終えているものです。本当に必要なものは理由づけをする必要はありません。「これはあの手続きに必要なものだから必要な書類だから保管しておこう」となるはず。「今」に焦点を合わせると瞬時に判断できるはずです。
「いる」と判断したものはどうする?
貴方が「いる」と判断したものは書類の中から「金銭に関わるもの」とそうでないものを分けて下さい。金銭に関するものは万が一の時になる可能性が高いものが多く含まれています。細かく纏めるのが面倒ならファイルに全部入れておいてください。そのほかのものは別のファイルへ保管。ここまでできたらまずは終了で大丈夫。ですが、家中に転がっていると思われる書類。これを片っ端から仕分けするのは案外時間がかかります。「今日は玄関」「明日はリビング」など区切って少しずつ進めていきましょう。
目標は電子化
まだこれは序章です。ですが、ここまで進められただけでも素晴らしいことです。家中の紙類と向き合うということは、貴方がその紙全てに目を通し判断をしたということ。頑張った自分を褒め称えてあげてください。貴方はやればできる人なのです。最初は時間がかかるかもしれません。ですが、一歩進み出したいなら、この作業だけでも早急に進めることをオススメします。目標は電子化。そんなことできるの?私も同じ思いでした。でも、続けていくことでそれが可能になります。部屋が片付いていく姿を感じられたとき、あなたの片付け力はきっと加速するはずです。
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