転勤族の方の家へ行くと、部屋が整えられていることが多いです。特に転々と引越をされる方の部屋はモノが圧倒的に少なくスッキリしています。それは転勤族の方は引越の大変さを理解しているからでしょう。今回は転勤族から学ぶ、部屋を整える方法をご紹介します。
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転勤族はモノを増やさない
モノが増えれば、引越に大きな影響力を与えます。引越は時期によってかかる料金が違います。春先などは大学生の引越・社会人の異動などで、業者は超多忙です。よって、その分料金もお高めです。

時期によって、そんなに違うものなの?
実際に私も経験しましたが、10万以上の差が当然のようにあります。家族が多ければその分、荷物も多くなります。時期と荷物の量に比例して料金は大きくなり、それに距離がプラスされ料金が決定されるのが通常です。その中でも荷物の量は圧倒的に重要です。トラックの大きさ、台数によって思わぬ金額になることもあります。よって、定期的に転勤をしている方は『必要なもの以外は持たない』『引越し前に処分できるものはしておく』という考え方になっていくのです。
処分できるからとモノを増やすことの危険性
どこかで処分できるはずだからといって、安易にモノを増やしてはいけません。処分には各自治体によって処分費が発生します。(自治体のホームページなどで確認してみて下さい)処分費は大きさや材質によって、金額が異なっています。
東京都文京区を一例に言えば、まず自治体に予約をするのですが、収集日の空いている日時は思っていたよりかなり後だったりします。場合によっては引越後にしか空きがなく、やむなく引越し先へもっていく羽目になったりします。特に繁忙期はそれが顕著で1ヶ月以上待つこともありました。

東京だと人が多いから事前予約をしても間に合わないことがあるんだ
田舎であっても油断できない
田舎の高知は、大型の粗大ゴミですと、平日のその日に持ち込み可能。10kg以下のモノは料金が発生しないなど、比較的簡単に処分できます。ですが、これはかなり特例です。(2025.3月現在)引越の多い3月に清掃工場へ持ち込みをすると、トラックやレンタカーの長蛇でかなり時間を費やします。特に引越日は時間には限りがありますよね。業者に追加料金を払えば、受け付けてくれることもありますが、繁忙期の料金に更に上乗せとなると引越代金がいくらあっても足りません。

時間も予算も全然足りないよ。みんなどうしてるの?
でも、生活していく上で、大型でどうしても必要なモノが出てくる場合がありますよね。その場合は、購入する前に考えてほしいことがあります。
大型のモノを部屋へ入れる際に検討すべき2つのこと
何かモノを部屋へ入れる場合、下記2点を考えることが大切です。
- 処分の際、手間がかからないか。(時間とお金)
- レンタルできるモノではないか。
人と同じで、いずれモノにも役目を終えるときがきます。そして、モノの人生の終止符を打つことができるのは、あなた自身しかいません。

誰かにもらってもらえばいいよね♪
欲しいと思う人に譲ることができればいいのですが、自分のいらなくなったモノ、劣化したものを欲しいと思う人がいるでしょうか。自身に置き換えて考えると分かるはずです。厳しいようですが、責任を自ら負うつもりがないのなら、最初から持たないが正解です。

それでも今それがないと困るの…
そういった方にはレンタルサービスをオススメします。昨今、家具のレンタルサービスが多く展開されています。都会の大学へ通われている方などはこのようなサービスを利用されている方が多い傾向にあります。
実際、我が家も利用しました。数年後にキャンパスを移動することが決まっていたため、後々のことを考え決断。特に大型のモノを新たに購入するとなると、引越の際に手間が発生したり、金額も上乗せになります。モノは少なければ少ないほど引越費用はかかりません。時期によっては1万かからない金額で受け付けてもらえる業者もあります。(暮らしのマーケットなど)
レンタルサービスは都度しっかりメンテされたものを持てることも魅力です。時期に左右されない金額設定で経済的。設置・組立・引き取りも数日中に行ってもらえるため、利用するメリットはかなり大きく使いやすかったです。

今度生まれる赤ちゃんのベビーベッドなんかもある?
ベビーベッドなどは一定期の利用ですよね。そうなると購入の方が高くなると印象です。レンタルですと短期利用ですし、使い終わった後の処分のことも考えると、レンタルの方が圧倒的に使い勝手が良いです。
高級志向の方向けのレンタルサービス
年配向けや高級志向の方用の家電や家具・ベッドなどをレンタルできるサービスもあります。高額なものでも、使ってみないと分からないものも多いですよね。高額だからといって全ての商品が良いとは言い切れません。それなら、まずはレンタルで試してみるといった選択をする方も多いです。気に入れば、そのまま購入できるサービスもあります。そのモノの今後のことも考え、未来的に処分などの負担に問題ないようでしたら、購入を決めても良いかもしれません。
定住するのなら購入が安いかもしれません。処分も自身のタイミングで。しかし、近い未来に引越しをする可能性がある場合は、レンタルも検討し、モノを持たない選択をするのも手です。購入時は安いと思っていても、処分に費用がかかり、それに手間まで加われば、結局トータル的に考えると思わぬ金額になりかねません。また、それに付属していくモノもあることも忘れないで下さい。
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